専門家の意見、スマートフォンやiPadの使用は、子供の人との接し方や感情の成長に影響を及ぼすかもしれない

小さな幼児を静かにさせる、じっと座らせる方法として、スマートフォンやiPadを与えるお父さんお母さんは少なくありません。

私自身もその一人です。
たしか、娘が0歳の時から子供にスマートフォンとiPadを見せてると思います。
食が細く、そして何かに集中してないと食事中にじっと座ってられない子だったので悩んだあげく、
食事中に本を見せたり、パズルのような考えて遊ぶおもちゃを目の前に広げてました。すると、口を開いて食べてくれました。
そのうちに、スマートフォンやiPadで”しまじろう”や”いないないばあ”など幼児向けの動画を見せるようになりました。
動画を見て楽しそうに笑うし、動画から歌を覚えたり、言葉を覚えるのを見て、スマートフォンやiPadを幼児に与えるのはそれほど悪い事ではないだろうと思ってました。

娘は現在3歳ですが、携帯やタブレットで動画を見るのが大好きです。放っておけば何時間でも見てます。

でも最近はこれではいけないと考えます。

確かに、しまじろうや教育的な動画からは何かと学ぶ事がありますが、見る内容がどうだとかではなくて、こんな小さいときから携帯を与えていたら、携帯(動画)中毒になってしまうだろう、動画以外のオモチャに興味をしめさない子になってしまうんじゃないか、人と接するのが上手にできない子になってしまうかもしれないと心配します。

スティーブジョブズが自分の子供達にスマートフォンやiPadを使わせなかったり、家の中でパソコンなど誰もが使っているだろうパソコンなどでさえも極力制限していたというのは有名な話です。スティーブジョブズ曰く、最新のテクノロジーの開発などの仕事をしてる会社のトップの人達の多くも、自分の様に、家庭では子供には同じようなルールを強いてるそうです。その理由は、インターネットのや携帯、タブレットといった機械によってアダルト写真やビデオなどにさらされるし、ネット上でのいじめに遭うかもしれない、そして、もっと恐ろしいのは自分たち大人のようにインターネット中毒になってしまうかもしれないから。

スマートフォンやiPadので動画を夢中になって見る娘の姿を見ると、この話が頭の中を過ぎります。

スティーブジョブズや同じような業界のトップが恐れてることは、こういうことだろうと思う出来事を最近経験しました。

ある日、友達と待ち合わせをしていた場所に着くと、友達の幼い子供がスマートフォンに釘付けになっていました。 私が”お待たせ!こんにちは、~ちゃん!”と言っても、顔を上げないし、なんの返事もなし。スマートフォンを見る目線を変えず、同じ姿勢でじーっとスマートフォンを見てます。
次に、私の3歳の娘が”~ちゃん!”って嬉しそうに言っても、その子は無視。なんで返事をしてくれないんだろうと、不思議そうな顔をしてました。今度は、お友達と一緒に食べようねと私が用意したお菓子を娘がバッグの中から出して、”はい、これは~ちゃんの”とその子の目の前に置きました。今度もまた応答なしです。目を上げずにタブレットを見てます。次は、”~ちゃんと一緒に遊ぼうね”と用意してきたおもちゃを出しました。私の娘が”~ちゃん、一緒に粘土しよう”と言うと、その子はタブレットを見たままの状態で”やらない”と一言。断られっぱなしで、娘は混乱してます。なんで自分の方を見てくれないんだろう、なんでお話してくれないんだろう、なんで一緒に遊んでくれないんだろうって。

スマートフォンやタブレットに釘つけになると、周囲が眼中に入らないってことですね。友達なんて要らない、携帯があればいい。動画見たり、ゲームやってる方が楽しいってことでしょうか。

私は、とにかく今回の事が衝撃的で、しばらく気になってました。

そこで、専門家は子供の携帯の使用を何て言ってるのかが知りたくて調べてみました。

こんな記事を見つけました。

スマートフォンやiPadの使用は、人間との接し方や感情の成長に影響を及ぼすかもしれない

Boston University School of Medicineの研究によりますと、
スマートフォンやiPadを与えて子供をしずかにさせるのは、自分を抑制させる能力の妨げになる、というのです。

”子供を静かにさせる、子供の気を紛らわせる方法として、いつもこういった機械に頼っていたら、自分の意力で
じっとしたり、静かに出来る子になると思いますか?”

言葉を覚えるという意味で、幼児がスマートフォンやiPadなどを使うのは効果的であるし、自閉症の子にも学習能力を上げる
という研究結果もあるそうですが、同時に、3歳以下の子がスマートフォンなどの画面を触ってやるゲームなどは数学やサイエンスに必要な
能力を減じるそうです。ブロックやLegoで何かを創りあげるというのは、携帯やタブレットなどを使って遊ぶよりも、数学の能力の基本
に繋がるそうです。

やはり、テレビ、携帯、タブレットなしで、親と子供の触れ合いの時間を増やすべきだと言ってます。

そして、テレビ番組のセサミストリートや、本を読む力をつけてくれるような携帯やタブレットのアプリケーションは
国語能力をつけてくれるけれど、それは幼児ではなくて、5,6歳以上の子の場合です、と言ってます。

 

やはり、スマートフォンやiPadを与えるのは遅い方が良いのだろうなと、私は思います。携帯でゲームをやらせるのも、ずっとずっと後になってからで良いだろうと思います。その代わりに、幼児は外で遊ばせて自然に触れされて、そして家の中では親との一緒にパズルをやったり、工作をしたりするのが一番だと思います。こういった遊びが色々なスキルの基盤になると思います。

私自身、今後は、携帯で動画を見せる時間は極力少なくしようと思います。
どう思いますか?

 

 

Source:

http://www.theguardian.com/technology/2015/feb/01/toddler-brains-research-smartphones-damage-social-development

Here’s Why Steve Jobs Refused To Let His Kids Use iPhones And iPads

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