英語で電話をかける時のポイント3つ

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アメリカに住んでいる間に、英語で電話をかけなければならない時があるかと思います。
例えば、ホテルやレストランの予約、病院の予約、そして仕事上の電話。どんな場合の電話でも、慣れていないと、相手が理解してくれないなど困難にぶつかるかもしれません。
そこで、英語で電話するの際に考慮すべきポイント3つをまとめました。

1.自分の名前から始めない!用件から言う。

日本に住んだことがあるなど日本の知識があるなら別として、一般的に言って日本人の名前は外国人には難しい、聞いたこともない名前かもしれません。そのため、聞き取ってもらえないので、名前から始めないほうがいい。

例えば、
My name is Yoshihiro Yamazaki. I would like to make an appointment こんな風に言った場合、おそらく電話の相手は、I would like to make an appointment .と言ったのは聞き取れても、あなたの名前の部分を聞き取れず、I’m sorry I didn’t get your name. なんて言われてしまうことでしょう。

なので、名前から言わずに、要件から言う。

例えば、
Hello. I would like to make a reservation.

レストランの予約をする時には、このように予約をしたいと伝える。すると、電話の相手は、いつの予約ですか?何名ですか?名前は何ですか? など質問してくれます。

I want to place an order for a pick-up.

レストランに電話して食べ物をオーダーする場合も、初めは、食べ物をオーダーしたいのだと要件だけを言う。この場合のpick-upは、自分で取りに行くという意味。デリバリーして欲しい場合は、for a deliveryと言う。すると、相手が、Sure! What would you like? なんて風に何にしますか?名前は何ですか?電話番号は何ですか?なんて風に聞いてきます。ピザをオーダーする場合は、初めから、I want to order a pizza. と言うのもOK.すると、どんな種類のピザか聞いてきます。

2.自分の名前を言うときは、ゆっくり言おう!

アメリカで生活していて、アメリカ人の名前が聞き取れない!と思うことがあるかと思います。それと同じで、アメリカ人も貴方の名前を聞き取れないかと思います。

ですから、Name is Yamazaki, Y-A-M-A-Z-A-K-Iとすらすらっと言っても、相手は「は?今、何て言った?」となってしまう。やきそばの「や」、まくらの「ま」、ざぶとんの「ざ」、きいろの「き」のように文字を一つずつ言う方法はアメリカでよく使われます。

まずは、I will spell my name for you. とスペルを言いますねと初めに伝えると、相手が注意して聞く準備をとってくれます。そして、相手がSure. やOKと言ったら、Y as in yo-yo, A as in apple, M as in Mary, Z as in Zebra, A as in apple, K as in kite, I as in India. といった風になります。
また、どっちが姓でどっちが名なのかも相手は分からないでしょうから、that’s my last nameなんて風に言う必要もあります。
My first name is Yoshihiro. And, that’s Y as in yoyo-, O as in orange, S as in Sam, H and in Henry, I as in India, H as in Henry, I as in India, R as in Robert, O as in Oscar.なんて感じです。

3.日本人が間違えやすい「予約」の言い方

日本では、ホテルの部屋を確保する、病院での受診、又は、美容院で髪の毛を切ってもらう時全てに「予約」という言葉が使われますが、
英語では、何を予約するかによってappointment とreservationの二つの言い方があります。

レストランのテーブルを予約する場合はReserveを使う。
make a reservation
book a reservationとも言う。

I need to make a reservation for two for this Saturday, please.
今週の土曜日に2人で予約をお願いします。

I want to reserve a table for two.
今夜、2人で予約をとりたいのですが。

ホテルを予約する時もReserveを使う。
Hello. I need to make a room reservation.

病院の予約はReserveではない! Appointmentと言う。
病院に電話してI want to make a reservation.と言ったら、この人はレストランにかけたつもりなのかなと思われてしまいます。

I want to make an appointment to see Dr. Smith.
医師が何院もいる病院やクリニックの場合、特定の医師と予約が取りたいのなら、このようにドクタースミスと予約したいと言う。どのドクターでも良いなら、ドクターの名前は省いて、I want to make an appointment.だけでいい。むこうで、予約の空いているドクターを見つけてくれます。

I need to make an appointment for a check-up.
定期検査の予約をする場合は、a check-up又は、an annual(一年検診)と言ってもいい。I want to make an appointment.とだけ言った場合、Is this for your annual? と聞いてきます。定期検査は、Wellness check upという言い方もあります。

I need to make an appointment for my daughter.
自分の予約ではなくて、自分以外の家族の一員の予約を取る場合は、誰の予約をするのかをこのように言う。

定期検査ではなくて特定な理由があって医師に診てもらいたい場合。
I’ve been having a fever for three days. 熱が3日まえからずっと出ている。
I have been sick for a couple of days and am having flu like symptoms. 2日ほど具合が悪くて、インフルエンザのような症状がある。

仕事関係の人に電話をする場合は、まずは自分の名前を名乗る。
This is Hiroyuki Suzuki from ABC Planoなんて風に、面識のある人、または電話先の会社が自分を知っている場合はThis is を使って自分の名前を言う。鈴木は省略して、Hiroyuki だけでもいいし、Hiroと呼ばれているなら、This is Hiro from ABCでもいい。
初めて電話をかける場所で、その会社と面識がない場合は、自己紹介のつもりでMy name is で初めるのも良い。

名前の次に要件を言う。

This is Hiro from ABC Plano. I need to get a hold of Chris Murray. Is he available?
ABC Planoのヒロと申します。クリス・マレーさんと話がしたいのですが。

This is Hiro from ABC Plano. I need to schedule a meeting with Mr. Gonzalez.
ABC Planoのヒロと申します。ゴンザレスさんにミーティング予約を取りたいのですが。

I would like to set up a time to meet the office manager.
そちらのオフィスのマナージャーに会うための予約を取りたいのですが。

3. ゆっくり話そう

よく、日本語を話すペースと同じに英語で何が言う人がいます。流暢に話しているつもりでも訛りが強い英語を聞き取るのは、難しいものです。ですから、なるべくゆっくり、そして聞きやすいようにハッキリ喋りましょう。

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