スーパーフッド(Superfood)って何?

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一体スーパーフードって何?

スーパーフードとは、栄養価が高い食品、またはある一部の栄養成分が多く含まれる食品で、抗酸化物質が高いとか、癌や心臓病のリスクを下げるとも言われてます。

例えば、ブルーベリーは最も良く知られているスーパーフードの一つ。
その他に、スーパーフードとしてよく知られてる食べ物には、大豆、ベリー系の果物、ナッツ類、ほうれん草、ケール、ブロッコリー、シトラス系の果物、油の多い魚として鮭、さば、いわし、ビーツ、さつま芋、ピーナツ、麦などもあります。そして、ダークチョコレートもスーパーフードだとご存知でしたか?

スーパーフードって本物?

しかし、病気のリスクを下げるとか、こういった体のコンディションに良いと言われていても、それらを支持する研究調査結果がないそうです。

つまり、スーパーフードという言葉は商品の売り上げを上げるためのマーケティング用語にすぎず、医学的な専門用語でも、栄養士などが使う用語でもないそうです。

しかし、それでも、この単語は辞書にも載っている。
Macmillan辞典には、superfoodとは身体に良い食べ物で、時には医学的な体のコンディションにも良いとされる。と書かれています。そして、Oxford 辞典には、栄養価が高く身体に良い食べ物、と書かれています。

スーパーフードの売り上げ

マーケティング用語とは知らず、消費者はスーパーフードという食品を意識して食べるようで、スーパーフードとされる食べ物の売り上げが良いそうです。例えば、ブルーベリーの売り上げはスーパーフードの中でもとても良いそうです。でも、実際には、ブルーベリーの栄養が他とは比べ物にならないほど特別で、栄養成分が詰め込まれた食品というわけでは無い。比較的普通の量のビタミンCとビタミンKとマグネシウムが含まれているだけです。

  • スーパーフードと呼ばれる食品は、マーケティング用語にしかすぎない。
  • そして、病気のリスクを下げるということは証明されていない。

しかし!

スーパーフードと呼ばれている食べ物は、昔から身体に良いと知られている食品です。

スーパーフードという言葉は、ヨーロッパでは禁止

ヨーロッパでは、2007年に、なぜ身体に良いのかという医療研究の証明が無い限り、スーパーフードという言葉を商品のマーケティングの為に使うことを法律で禁じられました。

そうなった理由は、食品に“healthy for you” とか“ Superfood”をいう言葉を表示すれば、もちろん身体に良いんだという印象を消費者に与えますが、こんな単語一つだけではなぜ身体に良いのか伝わならいからです。

さすがヨーロッパ。ヨーロッパはアメリカよりも一足先に進んでることがたくさんありますね。環境保護のための法律や、人間が食べる食品が安全である為の法律など。

スーパーフードという言葉の使用の禁止に加えて、塩分控えめという言葉の使用もヨーロッパの基準に合わなければダメになったそうです。そして、塩分控えめと表示が出来ても、脂肪と砂糖の量は高いかどうかも表示しなければならなくなりました。

Sources:
en.wikipedia.org/wiki/Superfood
news.bbc.co.uk/2/hi/health/6252390.stm

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