郷に入れば郷に従え?
アメリカは日本のように家に入る前に靴を脱ぐ、家の中では靴を履かない、という習慣はありませんが、それに従ってアメリカの自分の家でも靴を脱がない生活をする必要はありません。
靴を脱ぐという習慣はアメリカになくても、靴を脱ぐ家庭もあります。私たち日本人のようにそれが自分たちの文化であり習慣だという他国の人もいますし、家の中で靴を履くのは衛生的でないからと靴を履いたままの生活から靴を脱ぐ生活に変えた人もいます。
では、お客さんが自分の家に来た時はどうする?靴を脱いでもらう?
これもあなた次第ですが、ちょっとトイレを使うだけでも絶対に靴を脱いでもらいたいのであれば、”Do you mind removing your shoes?”なんて風に言って、我が家は靴を脱ぐんだということを伝えればよいだけです。
「アジア人は家の中で靴を履かない」と知っている人は、靴を脱いでくださいと言われたとき、なるほどと思って黙って脱いでくれるでしょうが、なんで???と全く分からない人もいます。その場合の説明は、”We don’t wear shoes in our house.”と簡単な説明で十分です。日本の習慣的なものであるなどと細かい説明は必要ありません。これは、「家の中でタバコを吸わないでください」とお願いしているのと同じようなものですので、言う側は遠慮する必要はありませんし、言われた方も当然、家のルールとして問題なく従ってくれます。
「靴を脱いでください」という表札を玄関の周りに置く
ゲストが来るたびに「靴を脱いでください」と言うのが嫌で面倒であれば、「靴を脱いでください」という表札を玄関の周りに置く方法もあります。
写真のように素敵な表札が買えます。
上の表札は、このサイトで買えます。
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家の中の修理などで来る人にも靴を脱いでもらうか?
もちろん、家の主であるあなたが決めていいことです。事前に電話で、我が家は靴を脱いで生活しているので、修理に来た人にも靴を脱いでもらうと伝えるのも一つの方法です。
また、靴を脱いでもらう代わりに、空港で手荷物などをチェックするセキュリティーの場所にあるような使い捨ての靴のカバーを利用する方法もあります。
電気関係の修理で来た人が、自分の安全の為に靴は脱げないと言われたことがあるという話を聞いたことがあります。こういった場合のためにも、靴のカバーを用意しておくと便利です。この靴カバーは、amazon.comで販売しています。ただ、120枚($17)も入っています。