更新日:2/18/2021
イースター礼拝
イースターは、十字架にかけられて死んだイエス・キリストが三日目に復活したことを祝う、キリスト教において最も重要な日です。春分の日の後の最初の満月の次の日曜日がイースター。年によって日付が変わりますが、必ず日曜日に祝われます。
4月に入ると、街中の多くの教会がイースター礼拝の宣伝のバナーを掲げ始めるため、車の運転中に教会の前を通るとそういったバナーが目につきます。
イースターは、キリスト教徒にとって重要な日だけでなく、子供の為のエッグハントなど楽しいイベントが町のあちこちで開催されます。こういったイベントは、イースターの日に、イースター礼拝が終わった直後に開催する教会もありますが、イースターの日の前の週末やその前の週末に行われることが多い。イースターエッグハントについてはこちら。
アメリカで教会に行ったことがないけれど、イースターの礼拝に行ってみようかなと考えていますか? 日本でも教会に行ったことがないから、アメリカで教会に行くってどんな感じなのだろう。全く想像がつかないなん思ってませんか?
イースターの礼拝に行く前に知っておくと便利なエチケットをお話しします。
イースター礼拝に行ってみたいけど、クリスチャンでないのに行ってもいいの?
アメリカでは、誰でも教会に入れます。クリスチャンじゃない人は教会が歓迎してくれないなんてことは決してありません。逆に、教会に来てくれたことを教会の人は喜んでくれます。教会に来る人皆を歓迎してくれます。一般的に、あなたがクリスチャンかどうかも聞かれません。
礼拝に行く時の服装
昔は、教会のドレスコードは厳しく、きちっとした服装で行くのが当たり前だったようですが、現代では、ドレスコードに沿った服装で教会に行くことよりも、教会に行くこと自体がもっと重要と考えるようになり、教会での服装がカジュアルになったそうです。
カジュアルな服装が良くなっても、ドレスコードは、教会によって違います。でも共通して言えるのは、カジュアル過ぎない服で行くことです。カジュアル過ぎる服装とは、ビーチサンダルや短すぎる短パン、穴があいたジーパン、又、肌を露出し過ぎる服やセクシー過ぎる服もタブーです。
クリスマスの日やイースターの日は普段よりもオシャレして行くのが一般的です。
クリスマスはクリスマスっぽい服装で教会に行く人が多いように、イースターの日は、春っぽい色のドレスやシャツが良いそうです。女性は、ジーパンよりも春っぽいドレス、色は白やパステルカラーが人気です。男性は、薄い色のスーツやパステルカラーのシャツにカーキパンツ。アイロンがピシッとかかったカラーシャツにジーパン、それにスニーカーではなくドレスシューズといったカジュアルとフォーマルの組み合わせもアメリカの男性に多いです。
子供、特に女の子は、礼拝の後にエッグハントにも参加するのなら、ドレスにサンダルよりも動きやすい服装が良い。
それか、礼拝でドレスを着ても、エッグハントでは動きやすいカジュアルな服に着替えると良い。
礼拝でのエチケット
携帯電話の電源を切るか、音を消す。
礼拝中に携帯電話を見ない。
礼拝中は、隣の人とおしゃべりをしない。牧師さんなどの話を聞く。
献金
礼拝の終わりの方で、献金の協力を求められます。絶対に献金しなければいけないわけではありませんが、献金のバスケットや袋が回ってくることを頭にいれておきましょう。
献金するつもりでいるのなら、献金したい金額を準備して行きましょう。
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