アメリカで、美容院を出てから、やっぱりこの髪型は好きじゃないと思ったらどうする?

美容院で髪の毛を切った、またはカラーをした後、家帰ってから「やっぱり、好きじゃない」と思ったことありますか? 自分もスタイリストもぎこちない気持ちになってしまうので、どう伝えたらいいのか困ってしまいます。これに関してネットで検索したところ、ある人の意見を見つけました。

時間をおいたら気に入るかもしれない?

まずは、ちょっと時間をおいてみる。今は、気持ちが焦ってしまって新しい自分の髪型や色が好きじゃないのかもしれまい。でも、時間が経てば慣れるかもしれないし、好きになるかもしれない。

少し時間をあけてみて、髪の毛を洗って自分でスタイルし直してみても、やっぱり好きじゃないとなったら、次はスタイリストに連絡を取るのがいい。ただ、これは早い方がいい。何週間も経ってしまってからでは、スタイリストの受け方も違います。それは、そうだろうと思います。翌日、または数日以内に I’m just not happy with my hair. と言う方が(数週間後よりも)スタイリストの受け答えもいいはずです。

サロンに連絡したいけど、何て言えばいい?

このブログの人は、サロンに連絡してみて、下のように言ってみればいいと言います。

“Listen, I’m just not happy with my hair. I’ve given it a day to see if I just needed to get used to it but I can’t. Can you take a look at it if I come back into the salon?”

これは、ずいぶんとハキハキした言い方で、アメリカ人らしい。でも確実に用件が伝わる言い方です。

私だったら、次のように言うだろうと思います。

“I just had my appointment yesterday and I’m just not happy with my hair.  I feel like the length is not even and the bottom feels too heavy.  I was wondering if I could go back so you can take a look at it.”

どちらの例文でも、「やり直してください」とは言っていないのに気が付きましたか?アメリカでは、求めていることはやり直してもらうことでも、わざわざそういう言葉は使わない言い方をするというのはよくあることです。

どのように言うかということよりも、相手をリスペクトするのを忘れずに文句を言っているような言い方にならないように気を付けるのがポイントです。絶対に、クレームするのはやめましょう。これは、アメリカでは日本のようには通じません。

結局は、スタイリストはお客さんが満足することを望んでいる

どちらにしても、スタイリストに「この髪型、あまり気に入っていません。」なんて言いずらいことです。しかし、自分の仕事に誇りを持っている人であれば、お客さんが満足しているかどうか知りたいわけであって、何か気に入らないのであれば、直したいと思うはず。「何も言いたくないからいい。2度とこのサロンには行かなければいい。」と終わらせてしまう必要はないのです。特に、アメリカではスタイリストを怒らせてしまうのではないか、スタイリストのプライドやエゴを傷つけるのではないか、なんて心配は要りません。嫌な客だな!なんて風に思われる心配はないのです。結局は、自分のプライドなんかよりもお客さんがハッピーであることを望んでいるからです。

でも、もちろん、お客さんは威張ってはいけません。スタイリストをリスペクトして、丁寧な態度でいることを忘れてはいけません。それが、アメリカのカスタマーサービスでのやりとりには重要なことです。

問題は、自分が望んでいる髪型が何か、スタイリストに十分に伝わっていなかったかもしれない

結局は、スタイリストとの相談、つまりどのような髪型にカットや色に染めて欲しいのか自分が求めているのかが十分でなかったのが問題となりますね。

私自身の経験で、説明が通じていたようで実は通じていなかったんだなと思ったことがありました。このようにしたいんですと口で説明していると、スタイリストが「うん、うん」と頷いていたため、私は安心していたのですが、結局は説明が足りなかったようで、気に入った出来上がりに仕上がりませんでした。日本語でもこういうことがありましたから、やはり口での説明よりもイメージを目で見てもらった方が確実ではないかと思います。

では、自分の希望が十分に伝わるようにするにはどうしたらいいのか。

写真を見せる

自分が望んでいる髪型やカラーを写真で見せる。それも、正面からのイメージ、横のイメージ、後ろのイメージという風に何枚もの写真を見せてみる。

言葉が通じていないのも問題

アメリカも場所によって日本人のスタイリストがいるサロンがない!そうなると、英語でどんな髪型にしたいかをどれだけ確実に伝えられるかは、自分の英語力だけでなく、スタイリストの英語力も必要となります。私の経験では、アジア系のサロンに行きたくて韓国人やベトナム人のスタイリストがいるサロンに行ったことが何度もあります。あいにく、英語が喋れるスタイリストが少なく、言葉が通じないという苦労がありました。言葉が通じなくても、私が気に入るような出来上がりに仕上げてくれたスタイリストもいました。でも、いつもそうではありませんでした。

まとめ

アメリカでは、融通が利くことが多いので、とりあえず、相談する気持ちで「あんまり気に入っていないのですが、どうにか出来ませんか?」なんて風に相談してみるといいですよ。

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