子供が学校でお弁当を食べない、そっくり持って帰ってくる、半分も食べない、と悩んでいるお母さんは少なくないようです。どうして食べないの?と聞くと、よくありがちな返答は、「お腹が空いてなかった」ではないでしょうか。
成長期の子供がランチ時間にお腹が空かないわけがありません。
では、実際はどうなのでしょう。
1.お弁当の中身を他の子供から、何それ?! 不味そう!と言われる
色々な文化が混ざるアメリカだからこそ、生徒が家庭から持ってくるお弁当の中身もエスニックな食べ物だったりします。家庭で食べている料理をお母さんがお弁当に詰めるのは何処の国も同じ。家庭では食べている料理でもお弁当だと食べないなんてことがあります。それは、何それ?、気持ち悪い!、臭い!なんて風に他の生徒にひやかされてしまうことがたびたびあるからです。
例えば、ある韓国人生徒話。お母さんが作ったお弁当を開けた時に、お弁当から出た匂いに反応した他の生徒が、臭い!と言った。それ以来、この子は2度とお弁当に韓国料理を持って行かないと言うようになってしまった。
日本の子供のお弁当でもこういった”ひやかし”はよくあります。海苔を見て、「何その黒い紙。海苔? おえー、気持ち悪い!」と一人の子供が言い出したら、周りの子供も真似して気持ち悪い!と言うとか。これは小さい子供に多いらしく、高学年になると子供自身が周りに何と言われようと気にしなくなり、おにぎりだろうが、お稲荷さんだろうが、日本のお弁当を平気な顔して食べるようになる子供が多いようです。
2.喋ってばかりで時間がなくなってしまう
特にキンダ―ガーテンや1年生はクラスのお友達と一緒に座って食べるランチ時間が嬉しくて、お弁当を食べないでお喋りして時間が終わってしまうらしい。でも、ランチ時間には、テーブルを廻ってちゃんと食べているか見る先生や、ウォッチドッグとよばれるボランティアのお父さんがいます。役目として、子供たちがお喋りばかりして食べていない生徒を注意したり、食べ物の封を開けてくれます。 こういった役目の人たちがいても、お弁当を残すことが多い場合は、担任の先生に相談してみましょう。
3.お弁当の中身が好きじゃない
色彩良く、赤にトマトを、緑にブロッコリーなど子供が食べたがらない野菜を入れるのはやめる。ランチの一食でトマトとブロッコリーを食べなくても大丈夫。その分夕食で野菜を多く食べされせれば良いのだから。食べないと分かっている物をお弁当に入れない。好きなものだけを入れても食べれば良し。お弁当の半分を嫌いだからって食べなかったら、結局食べた量が少なくてすぐにお腹が空いてしまいます。お腹が空いては授業にも集中出来ません。
4.冷たいお弁当は好きじゃない
サンドイッチなら冷たいのは当たり前。でも、冷たいご飯とおかずといった日本風のお弁当を持たしても食べて来ないのなら、理由は冷たいからかもしれません。サーモスなど食べ物を温かく保ってくれるお弁当箱をためしてはどうでしょうか。
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記事掲載日:
1/29/2018
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