先日、私の主人が、「人に言われて嬉しい言葉とは、I appreciate you.」だって、とフェイスブックに書いてあるのを見て私に言いました。
なるほど。確かに、誰だって感謝されれば嬉しいわけです。
I appreciate you.ってどんな意味?
さて、I appreciate you. とはどんな意味が含まれているのでしょう?
1.この難しいシチュエーションを上手く対応してくれてありがとう、頑張ってくれてありがとう。
2.または、ただ単に、相手の働きぶりやあなたがやってくれることに感謝している。(例えば、毎日郵便を配達してくれる人や、奥さん、旦那さんに対して)
3.貴方のやってくれた事を私は知っていますし、私が心から感謝していることを分かって欲しい。
4.見返りを期待せず、ただ単に人を助ける為に世の中に貢献している貴方に感謝しています。(例えば、警察官や、軍人、消防隊などに対して。)
感謝の気持ちを伝える
アメリカらしい考えかもしれませんが、アメリカでは感謝されていない人が多いとか、人には感謝していると伝えてあげるべきだと言われています。特に、国や世間の為や子供たちの為に頑張っている人たちに。そのため、テレビやラジオなどメディアでは、警察官や軍人、消防隊やfirst responderと呼ばれる人たちに、We appreciate you for your service. とか 単に、We appreciate you.と言っています。また、学校の教員も未来の子供たちのために頑張っているのに給料が安いと気の毒がられています。だからこそ、Teachers appreciation weekという教育者を感謝する一週間というのがアメリカにはあり、この時を利用して学校の先生にプレゼントあげるなどして感謝の意を表します。
日本では、仕事なんだから当たり前と思って、やってくれた人に感謝したり褒めないことが多いかと思います。ありがとうと言うのは一方通行だけのことありませんか?でも、アメリカは、ちょっと考えが違います。幾らその人の仕事であって、当たり前の事をしただけでも、Thank you.と言います。例えば、スーパーのレジの人にありがとうと言う。レジの打ち込みをしてくれ、買った物を袋に入れてくれたことに対してお客さんがありがとうと言う。そして、Thank youだけでもいいのですが、それ以上に感謝の言葉を言って本当に感謝していると伝えるために、I appreciate you などと感謝の言葉を更に言ってあげると更に良いということです。
I appreciate you. = Thank you?
結局は、I appreciate you. は、Thank you. という意味であり、I appreciate you という意味ので次のような言い方もできます。
“I’m grateful for you”
“You’re amazing”
“You’ve really helped me out”
“You are so thoughtful”
You are so wonderful.
こういった場合に、私が頻繁に使うフレーズとは、
You are so wonderful.
You are so awesome.
I appreciate youというフレーズをもらうと人が喜ぶと聞いたとき、丁度、私はリモートで繋いでいたテクニシャンにチャットボックスで、Thank you so much. You are so wonderful. と言ったところでした。この言葉に喜んで絵文字のスマイルをくれました。このように、私の場合、主に仕事関係の人には、ありがとうと言うだけでなく、You are so wonderful.と言います。特に、依頼していたことをやってもらった時。また、ヘルプが必要でカスタマーサービスに連絡した時。ありがとうと言うにしろ、ただThank youというのではなく、Thank you so much!と言って感謝の気持ちを強調します。感謝されているとわかると、皆、喜ぶびます。その喜びがこちらに伝わってきます。自分の言った言葉で相手が喜べば、自分も嬉しくなり喜びが倍になります。
最後に、日本語では「どういたしまして」と言わずに無言だったり、「はい」なんて言いがちですが、英語ではThank youと言われたら、You are welcome.と返すのがエチケットです。
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