アメリカ生活に図書館を利用するべき8つの理由

昔は、余暇で本を読みたい人や調べ物をするために資料を求めて図書館に行くというのが図書館に行く一番の理由だったはずです。そのため、学校の宿題や課題でリサーチペーパーや論文を書くとなると図書館を利用する人が多かったわけです。しかし、現在では、インターネットさえあれば家から一歩も出なくても必要な情報が手に入る時代です。アメリカでは、何かを調べるという意味で、googleすればいいなんて風にgoogleが動詞として日常的に使われるくらいです。レジャーとして本を読むのも、わざわざ図書館に行って本を借りなくても、自分の家でKindleなどデジタルの本で読めます。なんだか図書館を利用する意味がなくなってしまったように見えますね。

しかし、アメリカでは、図書館を利用する人はまだまだいます。現在の時代に合せて図書館も色々とイベントをやるなどして工夫してます。

今回は、図書館を利用するべき良い場所として私が薦める理由を8つ考えました。

1.一年中、いろいろな無料イベントがある

例えば、2月はバレンタインデーのイベント、4月はイースターイベント、10月はハロウィーンイベント、11月は感謝祭のイベント、12月は1年を終えるカウントダウンのイベントなどがあります。

春休み、夏休み、冬休みの間も、特別なイベントが開催されることもあります。例えば、夏休み中は、Reading clubといったイベントがあり、どれだけ沢山の本を読むか記録して最後に賞品がもらえます。

2.こどものコーナーがある

小さな子供の為に、パズルや塗り絵などがあります。ちょっと家を出て、小さなお子さんを楽しませる場所として、また雨の日など外で遊べない日に図書館に行くのもお薦めです。

3.小さな子供の為の「本の読み聞かせ時間」(ストーリータイム)がある

アメリカはストーリータイムが大好きです。図書館でも、0歳児からプリスクール(4歳)の子供を対象にした、本の読み聞かせの時間があります。

就学前の子供(3,4歳)をプリスクールに通わせているのならプリスクールで充分に英語に触れているわけですが、毎日家でお母さんと過ごしている子供には、英語を学ばせるために、ストーリータイムに連れて行って英語に触れる時間を増やす。私がお薦めする方法の一つです。

お近くの図書館でストーリータイムがあるか、いつかなど調べてみましょう。毎週、同じ曜日の同じ時間に行われるので、毎週の日課にして行くと顔見知りが出来て更に楽しくなることでしょう。

4.学校が休みの間の5歳からティーンエージャーを対象にした様々な趣味のクラスやイベント

春休みや夏休みなど学校が休みの間には、キンダーガーテン、小学生、ティーンエージャーを対象にしたアニメ、アート、読書など色々な趣味のクラスなどもあります。

5.大人の為の教室もある

英語を学びたい人は、図書館の無料のESL教室に行ってみてはどうでしょうか?その他、趣味の教室もあります。図書館での趣味などの教室は他でのこういった教室よりも入りやすいかと思います。人の中に入って何かしたい人は、ぜひ図書館での教室を試してみるべき。

6.日本語の本やDVDの貸し出しもできる

ジブリ映画など日本の映画のDVDや日本語の本も数冊あります。外国語の本のコーナーには、日本語の絵本から大人の本までの数冊を置いているかと思います。

7.心を落ち着かせる場所に最適

忙しい一日から一息休憩したい時や、静かな時間をとりたい時に、図書館に行ってみるのも良いと思います。図書館の静かな雰囲気の中に座って雑誌を読むなどしてみたら、心が落ち着くと思います。

8.勉強する場所として最適

今は、何でもGOOGLEすれば探している情報を探せる時代ですから、図書館に行って調べ物をするなんて人はあまりいないかと思います。でも、図書館を何かを調べる場所として利用するというより、静かな場所で勉強したい時、家では勉強がはかどらない時、場所を変えて勉強したい時は、図書館を利用してみるべきです。

記事掲載日:5/30/2019
記事更新日:6/20/2020

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