なぜ子供はシラミがつきやすい?アメリカの学校のシラミ対策

子供の学校から、ある生徒の頭からシラミが見つかったという連絡を受けたことありませんか?
1年に1回どころか、2回も3回もシラミ連絡を受ける人も少なくないかと思います。
なぜ子供はシラミがつきやすいのだろう? どうやってシラミが発生するのだろう?と不思議に思ったことありませんか?

なぜ子供はシラミがつきやすい?

子供は大人以上にシラミがつきやすい。例えば、同じ子供にシラミが見つかったということが何度もあったとしても、その家庭の大人にはシラミがつかないのが普通らしい。
それくらい、シラミは子供の頭を好む。アメリカでは、3歳から11歳の子供、特にプリスクールに通う3,4歳の子供に多いらしい。

それはなぜ?

headlicecenter.comの記事で、専門家の説明によると頭皮のPHが関係する。PHは肌のアルカリ性・酸性度を示す数値で、この場合は頭皮の酸性度です。
肌のPH度は成長と共に変わります。肌の酸性度は、バクテリアやばい菌、カビなどからの感染を防ぎ人間の私たちの体を守ってくれます。
生まれた時はPH度は7。成長の過程でその数値が変わり、4.5から5.5の数値になり酸性の肌の層が作られます。

だいたい12歳になると、その層が出来上がり、20歳にもなると層は鍛えられ、外部からの悪い物(バクテリアやばい菌など) から守る力が強くなります。

ですから12歳以下の子供は、肌が完全に酸性でないので、肌が外部からのばい菌やバクテリアを防げない。つまり、こういった訳で、 子供は大人よりもシラミが発生しやすいのです。

確かに、学校でシラミがついている生徒が出たと学校から連絡があったのは、私の娘が5歳でキンダーガーテン生だった時でした。2度ほどそういう連絡がありましたが、それ以降はありません。

アメリカの学校のシラミ対策

アメリカの学校では、生徒の頭にシラミが見つかると、直ちに保護者に連絡し、生徒を迎えに来るように言います。その生徒は、シラミが他の生徒にうつってしまわないように、教室から出され親が迎えにくるまで別の部屋で待機されられます。生徒は、シラミが完全に駆除されるまで学校に戻れません。

その生徒と同じクラスの生徒達だけでなく、同じ学年の他のクラス、そして、シラミを持っている生徒の学年と休み時間やカフェテリアでのランチの時間が同じだった場合、その学年の生徒達の保護者にもシラミが発生したというメールでの報告が送られます。シラミの生徒の名前は絶対に公表しません。

シラミ退治薬

自分の子供の頭にシラミが見つかった場合は、シラミ退治の薬を使用するしかありません。シラミ退治薬を髪の毛の上にまいてシラミ用のくしで髪の毛をとかす。くしで髪の毛についているシラミを取るというわけです。

 

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Source:
https://headlicecenter.com/how-do-you-get-head-lice-children-more-often-than-adults/

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