スーパーで起きるよくありがちな事
- 商品の金額が間違っている
- 1つしか買っていないのに2個分が打ち込まれている
アメリカでこういった事が起きたら、どうしたらいい?
レシートの商品の金額が間違っている
商品の金額が間違って打ち込まれるというのは、よくあることです。私も、これは何度も経験しています。特にセール品に注意。例えば、現在セール中でこの商品は$5引きとして割引された金額が棚に表示されているのに、レジでスキャンしたらセール額ではなく普通の金額。
例えば、先日、ホールフーズで、セール価格で販売されていた日本のサツマイモを買ったのですが、家に帰ってからレシートを見ると、サツマイモの値段がセール価格になっていないのでした。数ドルだからいいかなと迷ったのですが、ホールフーズにamazonで買った商品を返しに行くついでがあったので、さつまいもとレシートを持ってカスタマーサービスのカウンターに行きました。お店の人は、サツマイモについていたシールのコードを入力すると、レシートの値段と間違っていないと言うのですが、そのコードがジャパニーズスイートポテトのコードではなかったということが分かりました。仕入れ元の業者が間違ったシールを貼ってしまっていたようです。よくあることだとお店の人が言っていました。つまり、別の種類のサツマイモのシールが貼られていたということです。差額を返金してもらい一件落着でした。
原因2:コンピューターの金額が棚の表示金額と違う
ある日、購入したチップス一袋の値段がレジでスキャンした時、棚の表示金額と違う金額で精算されまたのでした。私は、普段、清算中にモニターに表示される商品の金額をじっと見るということはしないのですが、たまたま、その時、モニターを見たため、金額が間違っていることに気がついたのでした。その場で、レジの人に、このチップスはセール価格が棚に表示されていたよ。と言うと、その人は、じゃあ写真を撮ってカスタマーサービスに行ってと言いました。こういったことがあると、普通は、レジの人が商品の値段を確認しに行くか、別の従業員に確認させに行くのが普通なのに、客の私にやらすのは珍しいことでした。言われたとおり、カスタマーサービスに行くと、そこにいた人は、差額を返金するのではなくチップスの全額を返金したのでした。つまり、結果的に私は無料でもらうことになったのです。ホールフーズは他のスーパーと違って、店舗で苦情や問題が生じた時、本社に連絡するとかではなく、その店のカスタマーサービスが問題を解決するようにという方針があります。つまり、問題があれば店舗がその状況によって適切な判断で対応するということなんだと思います。私の経験では、このようにレシートの値段が間違っていて実際よりも多くお金をチャージされるということはよくあります。
わざとやっているのか?
レシートを見たら値段が間違えていることが何度も起きると、一体どういうこと?と、わざとやっているのかななんて疑ってしまっても無理もない。私自身、こういったことが連続で起きた時に、たまたまその日に仕事場で会った人にこのことの話をすると、その人は、自分は昔スーパー業界で働いていたことがあるから分かるけど、商品の数が多いから、セールの金額に変えたり戻したりや商品の値段が変えるときに見落とされてしまう商品もあるんだ、わざとやっているってことはないと言いました。長年アメリカで生活している経験から、私自身も、わざとという確率よりも値段の訂正を忘れたという可能性のが高いと思います。
クレームをするのはやめよう
間違った金額でスキャンされたくらいでお店の人に文句を言うのは、やめましょう。アメリカでは、普通の人はやりません。こういった事で腹を立てて、「ちょっと、店長と喋らせてください!」とクレームを言う人は、ケレン(Karen)と呼ばれていて、非難されます。ケレンのイメージとしては、40代、50代の金髪の白人女性とされているのでるが、実際にはその人の髪の色や年齢が当てはまらなくても、そういうクレームを言う人(特に女性)は、ケレンと呼ばれていて、笑われます。
お店も客も小さなエラーとしか思わない
スーパーで商品の値段が少しズレていたくらいで、マネージャーが来て謝るなんてことはアメリカではまずないことです。お客さんも、普通なら同じく小さなエラーとしか思わないので値段さえ直してくれればいいと思っています。お店に腹を立てることも、マネージャーに頭を下げてもたいたいなんて考えません。
確かにレシートの値段が間違っていると確認をすると、値段の調整をして返金をしてくれ、軽く謝るくらいです。客も、「ありがとう!」と言う。なんでこの場合に、「ありがとう」と言うのか日本の間隔で考えたら変だと思いますが、アメリカでは、そういうものなんです。自分の為に何かをしてくれたという事に対しての「ありがとう」なんです。
まとめ:
家に帰ってから気が付いたとなると、お店に電話して、お店に戻ってレシートを見せてなどと面倒ですから、お店を出る前に確認したほうが簡単です。でも、間違った値段をチャージされても、怒らず、これ違いますよと言えばいいだけです。日本でこういった事が起きた場合、お客さんが怒ってしまってもお店の人は、すみませんとひたすらと謝るかもしれません。でも、アメリカでは、お客さんが怒ってもお店の人はへこへこと謝りません。文化の違いです。
Share this content: